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胃・十二指腸の病気(胃潰瘍・胃がんなど)

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胃は消化管(食物の通り道)の一部で、食道の次で、十二指腸の手前にある、袋状の臓器です。
胃の壁は内腔側から順に、粘膜・粘膜筋板・粘膜下層・固有筋層・漿膜から構成されています。
働きとしては、①貯める、②混ぜる(蠕動運動ですりつぶす)、③少しずつ十二指腸に送り出す、ことなどがあります。

 

  • 急性胃炎、慢性胃炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • Helicobacter pylori感染症
  • 胃がん
  • 機能性ディスペプシア

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃/十二指腸の表面を覆っている粘膜に傷がついて起こり、傷が浅いと「びらん」、深いと「潰瘍」と呼びます。

通常の胃/十二指腸粘膜では攻撃因子(胃酸、消化液:ペプシン)と防御因子(粘液、粘膜の血流など)のバランスが保たれていますが、何らかの原因でそのバランスが崩れると粘膜が傷ついて潰瘍が起こります。

原因としてヘリコバクター・ピロリ感染、非ステロイド系消炎鎮痛剤、アスピリン、アルコール、タバコ、ストレスなどが挙げられます。

症状としてみぞおちの痛み、胸やけ、腹部膨満感、食欲不振等があり、潰瘍からの出血を伴えば吐血、タール便(黒色便)を認めることもあります。

治療は胃酸分泌抑制薬を中心に行いますが、内視鏡的止血術や手術が必要となる場合もあります。

Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ)感染症

pylori菌感染に関連する疾患としては幅広いものがあり、消化器疾患では胃がん、胃/十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、萎縮性胃炎・過形成性ポリープ、機能性ディスペプシアなどがあります。消化器疾患以外では特発性血小板減少性紫斑病、鉄欠乏性貧血、慢性蕁麻疹などがあります。

  • ヘリコバクター・ピロリ感染は胃がんの最大の原因とされています。
  • ピロリ菌の除菌により胃がんの発症が抑制されることが示され、すべてのピロリ菌感染者に対しての除菌治療が推奨されています。
  • ピロリ菌の除菌により胃がんの発症がゼロになるわけではないため、除菌治療後も定期的な検査を受けましょう。

除菌治療は7日間の内服(3種類)で行い、除菌治療が成功したかの判定を除菌治療終了後少なくとも4週以降に行います。
除菌治療不成功であれば、一部の薬を変更した二次除菌治療へと移ります。

胃がん

胃の粘膜(内側を覆う膜)から発生します。アジア圏では、とくに胃がんの発生率が高いと言われています。また、初期の自覚症状がほとんどないため、初期での発見は難しいと言われています。進行してくると、腹痛、吐き気、食欲減退、嘔吐の症状が現れます。

胃がんはヘリコパクター・ピロリ菌の関与が示唆されています。

【胃癌の広がり方】

  • 浸潤
    胃癌は胃の粘膜から発生します。粘膜から発生した胃癌は胃壁を破壊しながら徐々に大きくなり、最終的には胃壁を突き破って周辺臓器にまで広がります。
  • 転移:最初に癌が発生した場所とは違う場所に飛び火(=生着)して成長することです。
    • リンパ行性転移
      癌細胞が胃壁を走行しているリンパ管に侵入して、リンパ流に乗ってリンパ節に流れ着いて増殖したものです。
    • 血行性転移
      癌細胞が胃壁を走行している血管に侵入して、血流に乗ってお気に入りの臓器(肝臓など)に流れ着いて増殖したものです。
    • 播種性転移
      癌細胞が胃壁を突き破って、お腹の中を覆う腹膜に顔を出します。そこからばら撒かれた癌細胞が広がったもので、癌性腹膜炎とか腹膜転移とも呼びます。

【胃癌の治療法】

  • 内視鏡的治療
  • 外科的治療
  • 化学療法
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