すい臓の病気(膵炎・膵のう胞・すい臓がんなど)
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膵臓は胃の背側にあり、お腹の中で最も奥深くに位置している臓器です。
膵臓の働きとしては主に2つの働きがあり、①ホルモンを分泌する内分泌機能と②消化酵素を含んだ膵液という消化液を分泌する外分泌機能があります。
①血糖値を下げるホルモンであるインスリンや血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンを産生し、血液中に分泌して血糖を調整しています。
②食物の消化に必要な消化酵素を含んだ膵液という消化液を産生し、十二指腸に分泌しています。
・急性膵炎、慢性膵炎
・自己免疫性膵炎
・膵嚢胞性疾患
・膵癌
急性膵炎
膵液に含まれる消化酵素により自分の膵臓が自己消化されてしまっている状態が急性膵炎です。
主な原因はアルコールと胆石によるもので、他には薬剤・高脂血症・内視鏡処置なども原因となる場合があります。
慢性膵炎
膵嚢胞
嚢胞とは、液体が内部に溜まった袋のことで、膵臓の中にできた嚢胞を膵嚢胞と呼びます。
多くの場合は無症状であり、健診などで偶然発見されるケースも増えてきています。
すい臓がん
すい臓がんは、すい臓にできるがんで、早期発見が非常に困難で、進行も早い病気です。喫煙や肥満、糖尿病、遺伝によるものなど、様々な要因で発症すると言われています。